日別アーカイブ: 2014年4月3日

久しぶりスーパーへ行ったが、

 

まず閉店間際の半額がない、というかどういうわけか売り切れている。

 

そして何より値段が高い、というか増税前の税込み額が税抜き金額となっていて見事な便乗値上げを国家的に推奨しているさまがよくわかる。

 

驚いたし、もちろん特売品も売り切れていたので何も買わずに帰ったが、まだ増税前の備蓄食が残っているので当分それで食いつなげる。

 

わざわざ増税が決まっているのに、その前に円安での物価上昇を仕組んだ裏には、25年前の導入時に輸出消費税還付という大企業向けの補助金を仕組んだのと同様、今回は流通業に便乗値上げのお墨付きを与えるためなのだなと合点がいった。

 

それにしても、よくもこんな薄汚い悪知恵が働くものである。

こうなると、PBのある大手スーパーも選択肢に入れないといけないところだがあいにくと駅前とかで遠い。

 

自動車だとガソリン代も高いし、バス代も増税で上がっている。

 

そこでネットスーパーである。

 

ある大手スーパーでは5000円以上で送料無料、それ未満だと一律324円が送料とのこと。

 

バス代の往復よりも安いし、日中なら3時間前までにネットで注文すれば、2時間の幅で配達時刻の指定ができる。

 

値段もPBが豊富であるため、食品スーパーの通常売価よりも安い。

 

近所の食品スーパーでは特売品だけを買い(特に米は他の店では及ばないほど安い)、通常の食品はネットスーパー利用で予算内に抑えればよいのである。

 

そして入手機会のあるQUOカードはコンビニで使うなど機動的な運用で店の使い分けをすることが重要になってくる。

 

一人暮らしの人は若い人でも、また近所にスーパーのない買い物難民の高齢者の方にもお勧めの方法だ。

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消費税引き上げ、中国人の日本製品ネット購入にも影響 続…  

 

 安倍のみクソの第一目的は円安によって価格競争力の増進、つまり米ドルで言えばこれまで100円が1.25ドルだったものが1ドルになって外貨建てで安く輸出できることである。

 

 ところが増税、しかも今回は増税前価格を抑えていたという口実での便乗値上げが増えている。

 

消費者庁:便乗値上げ相談…1日までに1345件 (社会)

 

 当然、円建ての価格自体が高くなるわけであるから、これまでの円安分までは達しないにしても外貨建て価格も高くなってしまうことから価格競争力もそいでしまうというまったく逆効果のことをやっているわけである。

 

 これはもうあと1年半を切った10%への倍額増税でダメージは決定的なものとなる。

 

 円安前からの価格比は円安変動率の25%を場合によっては超えることも予想されるが、そうなるとまったく効果がゼロということになってしまって、円安前よりも企業業績が落ち込むという地獄のスパイラルが始まっていく。

 

 日銀は異次元緩和の出口戦略を検討すらしていないから、そのときになって慌てふためいて急速な金融引き締めを行なわざるをえなくなり、90年代の元祖よりも深いバブル崩壊による失われた未来が実現することになるだろう。

 

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