言論統制のベトナム 相次ぐブロガー処罰

20日付の国営英字紙ベトナム・ニューズなどによると、ハノイ市人民裁判所は19日、「民主主義や自由の権利などを乱用し、国家の利益を侵害した」罪で、旧文化・情報省の元職員で著名ブロガーのファム・ベト・ダオ被告(62)に禁錮1年3月の有罪判決を言い渡した。

共産党一党独裁体制のベトナムでは言論の自由は制限されており、インターネットの規制やブロガーの摘発は常態化。今月4日には国営新聞の元記者で著名政治ブロガーのチュオン・ズイ・ニャット被告に禁錮2年が言い渡されたばかり。ダオ被告は以前、旧文化・情報省の調査部門や汚職対策部門などで働いていたという。

ブログは政治的内容で、共産党指導部内の情報や中国とベトナムの関係などを多く扱っていた。昨年6月に逮捕された。(共同)

 

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140320/asi14032016000002-n1.htm

 

観光客向けの柔和なおもて面とは裏腹に、ベトナムはいまや中国と並ぶ筋金入りの共産主義国である。

 

一党独裁ということは党の考えに合わぬもの、党を非難するものは容赦なく処罰する国だということだ。

 

日本でも若い女性を中心に人気が高い海外旅行先のひとつであるというが、史上唯一米国が敗れた交戦先、自由主義社会への警戒・憎悪は並大抵のものではない。

 

同国でのブログ更新は当局がチェックしているということだから十分注意することだ。

 

たとえばベトナム料理を「まずかった、ひどい」とかダメ出しして禁固刑じゃ困るし・・・

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