消費増税直後の食品・日用品販売、サラダ油は3割減=調査

消費増税直後の食品・日用品販売は前年比で数パーセントのマイナス──。調査会社インテージが10日に集計した全国のスーパー1100店を対象とした調査で、駆け込み需要の反動減の実態が明らかになった。

この規模で、消費増税のマイナス効果が出ている現象を具体的に把握した結果が出たのは初めて。

 

同社では、反動減の規模について「ソーセージなど買いだめできないものは影響がなく、コメなど買いだめが可能なものは影響が出るという点で、ほぼ予想通りの結果になっている」とコメントしている。

 

各店舗のPOS(販売時点情報管理)データを集計したところ、4月第1週(3月31日─4月6日)の食品・日用品の販売額の前年同週比はサラダ油・天ぷら油が29.0%減、コメが19.0%減、冷凍食品が14.4%減などとなった。

 

一方、他の品目はおおむね1ケタのマイナスにとどまっており、増税前に一部で品薄になり価格が上がっていたとみられる紙おむつは、同3.3%増だった。

 

同社では消費増税による食品・日用品の販売動向への影響を把握するため、各カテゴリーを代表する17品目について、日次・週間の販売実績を公表している。

 

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYEA3908W20140410

 

近所のスーパーでも、特売やっても米や油や調味料が売れ残っている現象が顕著であり、特売のほかは閉店時間間際の半額処分にしか客が集まらない惨状が続いている。

 

3ヶ月は当然続くだろうし、9月まで販売減少が収まらなければ来年の10%増税は撤回せざるをえない。

 

労働者の1割にしか賃上げが波及していない現状を捏造して報道するマスゴミの狂態も非難されるべきだが、消費者に金が回っていない中で円安・増税のダブルパンチで物価だけ上げるんだから庶民の財布の中身も早々に枯渇してくるのは当然の話。

 

売上げ減少は円高による輸入物価低下による物価値下げと消費減税がない限り未来永劫継続することになるのだ。

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