ロシアのG8からの追放、そして安保理常任理事国の拒否権廃止を!

「ロシアのG8参加を一時停止」

 

ロシアのG8追放は身から出た錆というところだが、昨年のシリア危機、今年のクリミア危機のいずれも国連の安保理常任理事国であるロシアと中国の造反によって5ヶ国の協調によるべき平和維持活動が阻止され、シリアではアサド独裁政権による非武装の市民が今なお無差別に虐殺され、クリミアでは少数民族であるタタール人への迫害やウクライナ国民への武力攻撃が懸念される状況が放置されている。

 

そもそも、めまぐるしく状況が変化する21世紀に入ってなお、第二次大戦終結の70年前の状況がいまだ維持されているというばかげた世界はこの国連安保理常任理事国だけ。

 

その後の世界情勢変化に鑑み、世界平和について責任を取れる英仏独日米で占め、拒否権は撤廃して多数決により緊急案件は即決し、時間に余裕のある案件は総会にかけるこの原則で懸案を処理するようにしないと国連は機能しない、

 

自国の利害を国際的秩序よりも優先して、危機を画策することに世界経済をかく乱する中露を安保理から追放できないとしても、拒否権だけでも即刻廃止するよう総会の多数決で決するべきである。

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